DSL デジタルソリューションラボ｜群馬産業技術センター

デジタルツイン実証基本システム

概要

MATLAB/Simulink によりデータ分析やシミュレーション、ハードウェア実装用アルゴリズム開発を行い、IoT環境の構築やデジタル技術によるものづくりを支援します。

特長

●データ収集
センサとエッジデバイス、クラウドまでのデータ処理アルゴリズムを実装し、工場内のさまざまなプロセスのデータを収集することが可能です。
●データ可視化・分析
収集したデータを効果的に可視化し、人の判断を支援します。例えば製造設備のセンシングデータから異常を検出し、現場の作業員に通知したり、予知保全を行うことが可能です。またデータを分析することにより今まで気づかなかった知見を見出し、新しい技術の発想につなげることが可能です。
●シミュレーション
現実の設備や工程をシミュレーションモデルに表現することでさまざまなシナリオを検討し、最適な稼働条件や加工条件を見出すことが可能です。また製品開発においてもシミュレーションを活用することにより機能や信頼性の向上、開発工数削減や期間の短縮につなげることが可能です。また本システムでは制御器（コントローラ）をシミュレーションに組み込むことができるため、コントローラの設計も行うことができます。
●ハードウェア実装
IoT環境の構築では使用するエッジデバイス（データ収集・処理・通信端末）に応じて実装用のプログラミング言語が異なることが一般的です。本システムでは MATLAB形式からさまざまなエッジデバイスに実装することが可能であるため、効率的に開発が可能です。
●アプリ作成
本システムで開発したデータ処理アルゴリズムやシミュレーションは、アプリの形式で配布することが可能です。デジタル信号処理や機械学習、ディープラーニングといった高度なデータ分析アルゴリズムを中小企業様にご利用頂けます。